「ブスが7億円もらったら~リベンジ~」1巻ネタバレです。
感想も載せてあります。
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「ブスが7億円もらったら~リベンジ~」1巻ネタバレ
幼いころに母親に負わされた傷。
顔にアイロンで根性焼きを入れられたゆきは、未だにその時の夢を見てうなされるのであった。
しかも、この顔のおかげで生きていて何も良いことはない。
家庭のみならず、行く先々で疎まれた。
学校でも、仕事でも、どこでもだ。
そんな厳しい中でも、なんとか職にありつけて工場勤務をしている。
だが、ここでもゆきに迫る現実は厳しかった。
同僚の本山をはじめとして、ゆきの周囲の人物は執拗な暴力を振るい、傷つけてくる。
しかし、工場長だけは優しくゆきに接してくれていたのだが・・・やはり、現実はそうもいかなかった。
工場長に頼まれた件でミスをしたゆきは、工場をクビにされてしまう。
本当はゆきのせいではなかったのだが、工場長はそれを知らなかったのだ。
職を失い失意の元で、帰路につくゆきをまっていたのは、さらに過酷な運命。
なんと、大家が勝手にゆきの荷物を外に出していた。
誰かが支払い能力が無いことを大家に告げているのでした。
衣食住の住を失い、残り2つを失ってしまうのも時間の問題。
そこに現れたのが1人の老婆。
彼女はゆきへ問いかけるのです。
「復讐を誓うなら・・・おまえに7億やろう」と。
こうしてゆきは、自分をあざ笑ってきた連中全てに復讐をすることを決意。
老婆に諭されたゆきが行っていく復讐劇。
復讐の果てに何をゆきは悟るのか。
そして、復讐を焚き付けた老婆の目的とは。
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感想について
最初はわりとライトな復讐劇っぽい感じですけれど、1巻の終わりではシャレにならない感じになっていきます。
最初のような展開が続いていたら、きっと「復讐の未亡人」っぽいかんじだったでしょうねー。
しかし、ここまでイジメ抜かれて真っ当に仕事して生きてきたゆきは、褒められるべきでしょう。
普通は、ここまで来てしまったら自殺者ですよ。
というか女なのに顔に消えないやけどの傷が残っているって、かなりの致命傷ですからね。
さて、物語ですが復讐をやり遂げてはいないんです。
というか、まだ以下続刊っていう感じ。
多分、話の枠組み的に言えば1〜2巻以内で終わると思います。
4巻も続けるような話じゃなさそうですしね。
残っている話で、どうやってゆきは老婆を楽しませていくのか。
そして、読者である私たちをスッキリさせてくれるか。
注目していきたいと思います。
まとめ
ここまで酷い人生を歩んできたのですから、最後には幸せになって欲しいですね。
でも、7億って意外に使い切ってしまいそうな金額です。
もう少し上乗せして欲しいですが、語呂が悪いのでダメか。
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