「オオカミ少女と黒王子(漫画)」16巻の結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「オオカミ少女と黒王子(漫画)」16巻の結末のネタバレ
エリカの大嘘から始まったエリカと恭也の関係。
晴れて本当のカップルになり、紆余曲折。
そんな二人も、いよいよ高校を卒業する。
京都の大学へ行くエリカと恭也は、別々の道へと進むけれど、心は離れないと誓った。
絶対離してやらないという恭也の言葉を支えに、エリカは一人京都で頑張ることに。
大学での勉強は勿論、更に伯母の元での修行にも励むエリカ。
おかげでGWにも帰ることができず、恭也と会うこともできない。
寂しさを感じながらも、頑張るエリカ。
そして、迎えた夏休み。
恭也が京都へと来てくれることに。
喜ぶエリカでしたが、久しぶりに会うことで、どうしていいか分からなくなってしまう。
けれど、なんとかいつもの調子を戻し、恭也にウザがられるエリカ。
好き好きオーラ全開のエリカと、それをクールに邪険と扱う恭也。
そんな相変わらずの二人の関係かと思いきや、恭也はエリカに盆には必ず帰って来いと。
絶対だと命令してくる恭也に、確約ができないエリカは戸惑ってしまう。
すると、寂しさを我慢しているのはお前だけじゃないという恭也。
それを聞いたエリカは、絶対に帰ると宣言。
そして翌日、帰る恭也に、名残惜しさを感じるエリカ。
そんなエリカを他所に、あっさりと歩き出す恭也。
しかし、ふと足を止めた恭也は、卒業したら一緒に住むかと言い出すのだ。
何てことはないような恭也とは反対に、動揺するエリカ。
そして、月日は流れ、ベッドで眠る恭也を起こす少女。
この少女は、エリカと恭也の娘、結奈。
結婚しても相変わらず恭也への愛情を溢れさすエリカ。
そして恭也も、相変わらずそんなエリカをウザそうにクールな対応。
けれど、昔から口癖のように幸せだというエリカの言葉を聞いた恭也は、改めて気付く。
興味もなかったし、考えようとしなかったけれど、本当はとっくに知っていた。
こんなエリカとの日々が、幸せだということに。
もっと詳しい内容は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
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「オオカミ少女と黒王子(漫画)」16巻を読んだ感想
嘘つきのオオカミ少女と、ドS腹黒王子の物語が、遂に完結です。
恭也の言葉や態度に一喜一憂してしまう健気なわんこ少女・エリカ。
そんなエリカを邪険に扱いながらも、不器用な愛情を見せる恭也。
最初は、高校卒業するところで終わりなのかと思っていました。
しかし、その後の大学生の話や、高校時の未公開ネタ話、そして、大学生後の話まで。
ちゃんと二人のその後まで、きちんと描いてくださった作者さんに感謝です。
自分の嘘が始まりとはいえ、エリカは、恭也に振り回されて何度泣いたことか。
幸せになれて本当に良かったです。
また、巻を重ねるごとに、恭也もだんだん可愛くなっていきました。
これは意地悪なのではなく、ただ不器用なんだな、と。
パッと見の扱いは酷いのですが、結局はエリカのことが可愛いのだと伝わってきました。
そんな二人の物語が終わってしまうのは、とても寂しいです。
しかし、無事に幸せな結末を迎えられたことがとても嬉しく感じました。
きっとこれからも、わんことご主人様みたいな二人の関係は変わらないはず。
けれどそれは、幸せに溢れたものなんだろうと思わせてくれる終わり方には、大満足でした。
まとめ
八田鮎子先生の「オオカミ少女と黒王子」は、シリーズ全16巻です。
2011年から連載が始まり、2016年5月25日に発売された16巻で、物語は無事に完結を迎えました。
実写での映画化や、テレビアニメ化もされた人気作品です。
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