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「従者の休日(せきはら)」ネタバレと感想です。

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「従者の休日(せきはら)」ネタバレ

この作品に収録されているのは、三つの物語。

表題にもある「従者の休日」に、「薬師の白猫」「とあるアイドルの楽屋裏」。

どの物語も、両想いの百合カップルの恋愛物語になっている。

 

先ず、「従者の休日」の物語は、エルフの従者のとある休日の過ごし方。

仕える魔界の女王様に、明日は「一日自由に過ごしていい」と言われて休日を貰う従者。

翌日、起きた女王様は、休んでいない従者になぜ休まないのか問うわけです。

 

すると、「今日一日女王様を自由にしていいのですよね」と返す従者。

なんだか言葉の意味合いが変わっていますが、そこを女王様は頷いてしまいます。

そして始まった、従者の休日。

 

自分好みのドレスに着替えさせ、好き勝手に女王様の身体を弄りだします。

自由にしていいと言ってしまった手前、女王様は従順にされるがまま。

煽られて攻められて、乱れに乱れる女王様を前に、余裕の笑みの従者。

 

一見すると立場逆転で行為に及ぶのですが、そこは忠実に女王様と従者。

女王様が幼い頃から世話をしてきた従者と女王様だからこその、絆が感じられる関係です。

そして、続いて「薬師の白猫」の物語は、眼鏡薬師と猫耳幼女のカップル。

 

媚薬作りをしていた薬師と、それを手伝っていた猫耳幼女。

しかし、薬に当てられた猫耳幼女が、なんと発情モードに突入。

そんな猫耳幼女の熱を宥める眼鏡薬師。

 

まるでこれが普段通り、という雰囲気で進むこの物語。

両想いだからこその自然な流れで、イチャイチャ場面も描かれています。

そして、最後は「とあるアイドルの楽屋裏」。

 

読んで字のごとく、アイドルカップルの楽屋でのお話。

ライブの途中ということですが、楽屋で二人っきり。

二人とも可愛い雰囲気なのですが、きちんと攻めと受けに分かれて描かれています。

先の二作とはまた違って、馴れ初めから両想いになり、その後へと段階を踏んだシーンも。

 

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「従者の休日(せきはら)」を読んだ感想

収録されている三つとも、両想いという設定上、恋愛面は安定路線です。

そのため、片想いから想いが通じるかどうかの過程が好みという方には、少々甘いかも。

片想いのときのヤキモキや、ドラマチックな展開はないのです。

なぜなら表題からも分かるように、休日だったり、とある日常の一コマだったり。

 

さらにいえば、結構、付き合いの長い両想いカップルという設定。

ただ、そんな甘い雰囲気だからこそ、ナチュラルに身体の関係が描かれています。

絵柄も可愛いですし、安定路線の両想い。

おかげで、安心して百合恋愛を楽しめます。

 

それでも、やはり作者さんの画風のおかげか、過激な雰囲気はありません。

確かに、やることはやっているのですが。

本当に、どの物語も可愛らしく、甘い穏やかな雰囲気です。

また、三つとも全然違うカップル設定なので、異種間の百合カップルを楽しめます。

 

「従者の休日」は、エルフの従者と魔界の女王様。

「薬師の白猫」は、眼鏡薬師と猫耳幼女。

「とあるアイドルの楽屋裏」では、タイプの違うアイドルカップル。

作者さん自身、百合が大好きな方なので、きっと設定的に萌要素を詰め込んだのだな、と。

 

個人的には、もう少し一つ一つの物語を掘り下げて読ませて欲しいという贅沢な要望が。

せっかくの素敵な設定と、ラブラブな百合カップルですからね。

それでも、可愛い百合カップルの甘い雰囲気を楽しむには十分な作品でした。

 

まとめ

せきはら先生の「従者の休日」は、2016年7月16日に発売されました。

三つの物語が収録された短編集です。

両想いの甘い雰囲気と異種間の百合カップルが楽しめる作品。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。