以前、読んだことのある作家である湯町深さんの「ケモノスイッチ」のネタバレと読んだ感想です。
読んだことのある作品は、「臆病モノとおおかみちゃん」という作品でした。
前置きはいいので、サクサク進んでいきましょう。
[AD1]
「ケモノスイッチ」のネタバレ
主人公の愛羅は、同じ高校に通うクラスメイトの小鹿一汰と急に同居することになりました。
理由は、一汰には両親がいないこと、愛羅の父親が一汰の両親と親交があったからです。
また、一汰が親戚の引き取り手がいなかった、という側面もありました。
さて、そんな生活の出だしが良いわけも無く、早速問題が発生。
愛羅の家が狭くて、一汰をロフトに住まわせることに強制的に決定。
それを嫌がる一汰は外へ飛び出してしまいます。
なんとか連れ戻したものの、ここからも問題が。
一汰の様子がおかしいのです。
どことなく一匹狼でシャイな感じの一汰が、全く別方面のオオカミに変貌。
しかも、この状態になると、女の子に目がありません。
とにかく、女ったらしになってしまいます。
愛羅は、思いをストレートに伝える一汰と、シャイな一汰。
どちらも一汰には変わりないのですが、どちらに揺れ動くのか。
そして、もし振られてしまった場合の性格は、消えてしまう!?
愛羅が選んだ性格は、どちらなのか。
そのことに関しては、ぜひ貴方の目で確かめて欲しいと思います。
[AD2]
読んだ感想について
同作者の「臆病モノとおおかみちゃん」も読んでいたので、癖というか何かしら仕掛けがあるのかな。
そう思っていたら二重人格&フラレたら性格が消える、という設定がありました。
二重人格のスイッチもなるほどなぁ~、と思う仕掛け。
だから、「ケモノ」って入っているわけなのね、と。
私は、昔だったら思いを少し隠して照れている方に傾いたでしょう。
しかし、今はぶっちゃけそれを推し量れって言われると面倒なので、ストレートに思いをぶつけてくる一汰の方が好きでしたね。
でも、それ以上に魅力的なのは愛羅の父親でしょう。
あの父親は良いキャラしてました。
絶対、女の人は放っておきませんよ。
片付けが出来れば、ね。
その点を除いてもいい男です。
良い父親が出てくる作品は、大好きです、私。
なので、何だかんだで満足してしまいました。
同作者の他作品は、こちらからどうぞ。
まとめ
この話は、好みがモロに反映されるかな、という感じですね。
話自体は、ストレートで読みやすく、また全体的にまとまっているため全3巻でも物足りなさは感じません。
ぜひ、読んでみてください。
[AD1]