「限界家族~悪戯~」の結末までのネタバレです。
あらゆる虐待のオンパレードとなっております。
かなりの胸糞注意!
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目次
「限界家族~悪戯~」詳しいネタバレ
結婚して人の親となった私には、誰にも言えない過去があった。
私は5人家族の末っ子。
父は夜勤の多い仕事、母は水商売をしており、夜は必然的に子供たちだけになる。
私には、10歳上と2歳上の2人の兄がいた。
私が小学一年生になったころ、両親がいない夜に、上の兄が寝ている私の部屋にやってきた。
そして私の布団の中に入り、まだ未発達な胸を触られたり、ディープキスを強要された。
私には、まだそれが意味するところが分からなかったが、気持ち悪さが残った。
それでも、圧倒的な力の差で拒否することはできなかった。
両親が家にいる間は片時も離れず、部屋に鍵をつけてくれるよう頼んだが、かなわなかった。
やはり、両親ともいない夜がやってきてしまった。
その日は特にしつこいキスをされ、嘔吐してしまった。
すると兄は、ひどく私を罵倒し、ハンガーで滅多打ちにした。
恐怖でますます抵抗できなくなり、両親のいない夜は毎回、その行為は行われることとなってしまった。
小学4年生になると、兄は実家を出て行き、ようやく解放されたと思ったのだが・・・。
詳しいネタバレ2:下の兄による虐待
これからは安心して眠れると思ったのも束の間。
「兄貴と楽しく何してたか知ってんだよ」
と言って、2番目の兄の性的な悪戯が始まった。
乳房や性器を触ってきたり、私の手を使って自慰行為をした。
そのころの私は、もうそれが何を意味する行為が知っていたので、嫌悪感と罪悪感で押しつぶれそうな日々を過ごしていた。
友達の家に頻繁に泊まらせてもらっていたが、事情を知らない両親に、外泊を禁止されてしまったら、もう打つ手はなかった。
その夜に待っているのは地獄だった。
兄の行為はどんどんエスカレートしていった。
私はどこにいても何をしていても、心に闇を抱えているようになった。
親に訴えようとしても、兄の邪魔が入り、兄妹仲良くやっていると見せかけるので、本当のことを言う勇気が出なかった。
しかし、あまりにも続く性的悪戯に我慢の限界を感じ、兄が出した精液を拭いた私の服を吐き気を抑えながら着て、母の帰りを待った。
その姿の私を見た母は、何をされたのか私を問い詰めた。
恥ずかしくて全てを打ち明けることはできず、母が兄をどう叱ったのか、父まで話が伝わったのかは分からなかった。
でもこれで全てが終わったのだ、と安堵して眠りについた。
詳しいネタバレ3:母の虐待
しかし、親にバレても、兄は根っからの性的異常者だったのか、すれ違いざまに胸を触ったり、間違った振りをしてお風呂を覗いたり、といった巧妙な嫌がらせをするようになった。
家の中でも気が休まらない日々は続いていた。
事実を知ったはずの母も、来客中に兄妹の仲のいい振りをできないと、体罰を与えられるようになった。
火のついたタバコを押し付けられる、殴られるだけではなく、それも次第にエスカレートした。
生理中に裸でベランダへ出されたり、オムツをさせられて屋根裏に閉じ込めさせられたりした。
結末のネタバレ:ついに下の兄と・・・
耐えかねた私は、高校生になると、家から遠い学校へ進学し、帰りを遅らせた。
そのころには、母は水商売を辞めていて、兄の悪戯も一時的に治まっていた。
しかし、彼氏と朝帰りしようとしていたその日だった。
兄から電話がかかってきて、「夜遊びして帰ってこないことを親にバラすぞ」と言う。
逆らえば、母の体罰が待っているだけ。
逆らう気力を無くした私は、ついに兄と最後まで・・・。
食事ものどを通らなくなり、10キロも痩せてしまった。
何度目かの性行為の後、兄は衝撃の一言を告げた。
「別にお前とヤッて気持ちいいとかじゃないけど 妹とヤッてる背徳感はイイ!ヤバイ!」
あまりの気持ち悪さに嘔吐した私は、血が出るまで指を突っ込み、吐き続けた・・・。
ここまでの異常者だったとは・・・。
どうなっても構わないから、お父さんに言う!
という私に、兄はなんと、もうやめるから、あともう一回だけフェラでイカせてくれなどと言った。
まさに開いた口が塞がらない私。
でもその日から、性行為の強要はなくなった。
私は専門学校を卒業すると同時に、彼氏と一緒に住むために家を出た。
彼にはもちろん、過去のことは話していない。
やがて結婚し、男女2人の子供を授かったが、今更あの時のことを親にも話してはいない。
下の兄に、娘を触られるとぞっとする。
なのになぜ、私は縁を切らないのだろうか。
兄は未だに実家暮らしで、女性とは縁のない養子をしたままだ。
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「限界家族~悪戯~」の感想
性的虐待と暴力の虐待が両方あるとんでもない胸糞でした。
そもそもなぜ、兄が2人とも虐待に走り、母まで別の虐待を加えるのか。
その辺が不明で、想像するしかありません。
世間体の方ばかり気にして体罰を加える母と、ほとんど姿を見せず、外泊はだめとか言うだけの父親が、歪んだ家庭を築き上げたのかなあ、とも思います。
それに最初に悪戯をした上の兄も、大体20歳そこそこであっさり家を出ます。
ちょっと早すぎないでしょうか。
よほど過しづらい家庭なんだと考えられます。
しかし、なんと言っても、気持ち悪いのは下の兄。
言っている内容からして、引きこもって良からぬ内容の何かをいつも見ているのではいでしょうか。
この辺りもハッキリ説明があるわけではないので、絵で表現されている範囲内から想像する余地があります。
まとめ
まあ~。ここまでキモい家庭もそうはないでしょう。
キモいもの見たさに一度確かめてみていただきたい。
結局のところ、自分で何とかするしかないという感じです。
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