「ハズレ婚」結末のネタバレと感想です。
自業自得な女、というのがピッタリな主人公の哀れな末路が描かれる本作。
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあるように、しっかり反面教師にしていきましょう。
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「ハズレ婚」結末のネタバレ
長女・楓、次女・栞、三女・葵。
楓は32歳のバリキャリ、栞は30歳の看護師、葵は28歳の普通のOL。
今回の話の主役は葵。
葵はアラサーなのですが、特定の男性と付き合っていませんでした。
毎回、何かしら理由を付けて合コン三昧。
いい男(金づるのATM)を見つることばかりに力を入れていました。
それができたのは、一応は自分自身でも他人から見ても美しい容姿があったから。
だから、今のところは引く手数多なところも、葵を増長させていたのです。
さて、ある時に次女・栞に見合い話が舞い込んできました。
栞自身は乗り気じゃありません。
その理由は自分自身も結婚後に看護師として働き続けていたいから。
見合い話の場にいた葵は、見合い相手の肩書と容姿に惹かれ、自分が代わりに出ると言いだしました。
母親は困ったものの、栞は気に留めず葵に譲ってしまいます。
葵の1度目の結婚と離婚
姉の栞から譲ってもらった見合い相手と結婚前提に付き合い、無事にゴールインした葵。
結婚した理由は、相手の肩書である歯科の「開業医」という文字。
しかし、実際はまだ開いたばかりで知名度も低い歯科医院に人が来るわけなかった。
その上、どんどん切迫していく家計簿に耐えられなくなった葵は、堪忍袋の尾が切れてしまったのです。
実家に帰ってきて、両親へ今までの事を洗いざらい吐き出した葵に対し、両親は困惑の表情を浮かべていました。
その時に、お客さんが。
長女・楓が付き合っている彼氏を連れてきたのです。
葵は心の中で楓を見下して、男の品性を疑いました。
しかし、そんな事は葵にとって気にならなくなってしまう言葉を耳にします。
それは貯金額。
男をATMとしかみていない葵は、姉とその彼氏の貯金額を聞いて嫉妬。
そして、遂に決断を下しました。
今の歯科医の夫と離婚する、と。
次なるターゲットは姉の彼氏
さぁ、クズ女の寝取り作戦が開始されます。
2人きりの食事をして、そして夜の街へと・・・。
落とすまでの時間は、それほど掛かるものではありませんでした。
この時点で家族の縁を切られてもおかしくないのですが、末っ子ゆえか甘くみられ、今でも家族とはそこそこの仲。
母親は楓の心配をしていたものの、仕事第一の楓からしたら、ちょっとした春だった。
自分は家事も洗濯も嫌だから、いいんじゃないって感じのあっさりっぷり。
こうして、葵は念願の玉の輿セレブ婚を果たしたのですが・・・。
人生、そう上手く行くものじゃありませんでした。
2度目の離婚と男=金と見た女の末路
まさかの再婚した夫が会社からリストラを受けてしまったのです!
家はローンを組んで建てたし、車も今後のことを考えたら売り払うべきだ、という夫。
しかし、葵は夫の考えを理解できず、必死に抵抗します。
夫は0からだけど、2人でなら・・・と言いました。
でも、葵の頭の中は金、金、金しかなく、金の切れ目が縁の切れ目。
即座に再婚した夫に離婚を突きつけ、実家へ帰省。
周囲からも親族からも呆れられた葵は、婚活で周囲の力を借りることはできません。
さらに、なんと長女・楓が前夫とヨリを戻して、さらには結婚!?
さらにさらに、前々夫も次女・栞と結婚してしまったではありませんか。
一人だけ取り残されてしまった葵でしたが、自分の見切った男と結婚する姉たちはバカだわ。
というように切り捨てていたのですが、それが巡り巡って彼女を奈落の底へ叩き落とすことになるのでした。
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「ハズレ婚」の感想
清々しいまでに「ざまあみろっ!!!」と大声で言える女です。
現実でもいますが、たまーに上手く擬態して長い間やり過ごせる人っていますよねー。
あれって凄いと思います。
絶対的な才能ですもん、アレ。
本編ではトントン拍子で結婚まで行きましたが、現実ではそう上手く行くもんじゃないですよね。
男性だってバカじゃないので、ある程度付き合い続ければ感づくでしょうし。
今回は女性に免疫がない男性がターゲットにされちゃったんでしょう。
私自身は、結婚したあとは自分も相手も可能な範囲で働いていて欲しい、と思っていますね。
お互いに何かあった時に片方の収入だけじゃ怖いですから。
世の中、こんな葵みたいな女性ばかりとは言いたく無いんですけれど、テレビとか見てると凄いですからね。
あんた、よくそんなこと言えるよね・・・って女性とかいますし。
自分で稼いだお金じゃないのに、豪遊できる人って頭の回路がイカれてるんじゃないかと思ってます、私。
言いすぎかもしれませんが、一部のイカれた人にはそれくらい言ってもいいんじゃないかな。
私もですが、あなたも葵のようにならないように気をつけましょうね・・・。
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