「ほんの恋など」のネタバレと読んだ感想についてです。
マイナーですが、中々良い作品ですよ。
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「ほんの恋など」のネタバレ
主人公の小山は大手出版に勤める編集者。
仕事も凄く出来るのですが、一つだけ弱点がありました。
それは「男性恐怖症」です。
さて、そんな彼女が田村という50歳を迎えたおじさんの担当になることに。
しかも、この田村。
なんと女癖が悪い、という悪評付き。
しかも、今はスランプに陥って執筆も全く進んでいません。
そんな小山と田村のコンビが結成されて、ドタバタと日常が繰り広げられます。
その中で、編集としての仕事の大変さや人間関係。
そういうことを中心に話題は繰り広げれれます。
また、登場する人物の中には、話が上手くないから小説家になった。
そんな人の過去の話もあったりするので、共感できるシーンも必ず混じっています。
そして、「ほんの恋など」という言葉通り、今作はラブコメも加わっています。
誰と、と聞かれる小山と田村の23歳という二回り近い歳の差の、です。
これが中々いい具合に進んでいくんです。
小山の過去のトラウマを払拭するために、右往左往しつつ必死にもがく姿は必見。
そして、もう1人の主役である田村も自分との過去に決着を付けようとします。
こちらも、50を超えたおじさんですが、カッコいいですよ。
ちょっと、絵だと若々しすぎますけれど。
ぜひ、小山と田村の心温まる話は、貴方自身で読んで確かめてみてください。
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読んでみた感想について
絵も展開も綺麗に進んでいくんですが、掲載がWebのEDENだったことなのがイマイチ振るわなかった原因?
そう思わせる感じがしましたね。
内容に関しては、人間関係、仕事、恋愛。
この3つが揃った形で展開されていきます。
歳の差、仕事、人間関係、恋愛と混じっていると重苦しい展開が多いのでは?
そう思われるかもしれませんが、内容はギャグもあるしポップに軽く進んでいきます。
しかし、〆る所はきちんと〆るという形を取っているので、間延びしないところも高評価な点ですね。
まとめ
全3巻でまとまっており、非常に読みやすい作品です。
特に、仕事に関して一生懸命になれる人が好きだったり、共感できる人は楽しめる作品である。
そのように、私は感じました。
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