「とんがり帽子のアトリエ」ネタバレと感想です。
各所で話題沸騰で、都市部の書店では在庫が僅か、もしくは売り切れ。
さらに、Amazonではコミック自体が売り切れで転売されていたりしています。
詳しいことは感想で触れますが、メチャクチャおもしろいです、このマンガ。
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目次
「とんがり帽子のアトリエ」ネタバレ
1話に関しては無料試し読みで読めますので、この記事では2話以降から触れていこうと思います。
2話:キーフリーの弟子になるココ
ココは石になった母親を元に戻すため。
キーフリーは禁止魔法の手がかりとして。
両者の思惑が合致し、ココはキーフリーの弟子になることが決定。
キーフリーのアトリエには、3人の女の子の弟子がいました。
明るいテティア、無表情で的確なリチェ、皮肉屋のアガット。
そんな彼女たちと一緒にキーフリーの元で魔法を勉強することになるのです。
しかし、魔法は知ってても使い始めてほんの1日か2日しか経っていないココ。
それでも、アガットはココへ1つの難問をぶつけたのでした。
「明日試験を受けるのよ」
3話:3つの道具を持って、試験先へ出発っ!
姉弟子アガットと共にキーフリーの授業を受けるココ。
魔法使いとしてのアガットの素質は非常に高く、ココがダメな点を的確に指摘してくれます。
さて、キーフリーは「用事」があるということで、アガットをはじめアトリエにいる子達に全てを任せてしまいました。
これを好機と見たのはアガット。
先日ココに伝えていた「試験」を受けさせるように仕向けたのです。
魔材道具(魔法を使うための道具)と、アガットが履いていた飛べる靴を借りたココ。
いざ、試験先に出発っ!・・・したのはいいのですが、ココは目の前に広がる世界におののいてしまうのでした。
4話:初めて自分の魔法で成功体験をするココ
アガットから借りた空飛ぶ靴で簡単に試験を突破・・・できるわけじゃありません。
ココは魔法使いなりたてなので、コントロールが上手く出来なかったのです。
そのため、結局水の中にドボンッと落ちて、靴のインクを消してしまい飛べなくなってしまいました。
魔法使いとして日が浅いとは言え、上手く自分には魔法が描けないことを悔しがるココ。
しかし、ここで1つココは「あること」を思い出しました。
それは、キーフリーと初めて会った時に言われたこと。
ココは思い出したことを利用して見事試験を突破!
そして、帰宅後のキーフリーに窘められつつも、一端の魔法使いとして認められる物を贈られるのでした。
5話:魔法の世界お約束のキャラが登場
試練も終えたココでしたが、どうしても上手く魔法陣が描けない。
というわけで、先生や弟子たちと一緒に魔法を使う道具「魔材」の購入へ。
しかし、ここである不穏な空気を感じ取るココ。
魔材屋で楽しく見ていたのですが、その不穏な空気の正体を見てしまいます。
そう、ココにあの禁忌の魔法の本をくれた魔法使い。
急いで外に出たココでしたが、あの特別な魔法使いによって掛けられたであろう魔法の迷路に迷い込んでしまいました。
そこで、ココたちを待ち受けていたのは・・・?
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感想について
最近の中で魔法っぽい作品、女の子が複数人活躍する、という条件で行くと「夜鳴きのシィレエヌ」を思い出します。
と、言っても作品の方向性も内容も全く違いますけれどね。
さて、本作の感想ですが、まずは一言・・・めっちゃオモシロイ!
これ以上の率直な感想なんて出てきませんよっ!
作品のベースとしては、わりとベタな感じです。
魔法を知らない女の子が、禁忌の魔法を使い母親を石にした。
石になってしまった母を助けるために、魔法使いに弟子入り。
そして、石にする魔法を授けた魔法使いは何やら悪そうなやつで・・・とテンプレ的な内容。
しかし、それ見事に感じさせないように描いているのが「魔法」に関する設定。
私達が知っている魔法って、基本的に杖から出たり、呪文を唱えたりするのが一般的。
でも「とんがり帽子のアトリエ」では、特殊なインク、ペン、紙を使い道具に対して「描く」んです。
文字通り物に対して「描いて」発動させるのが本作の特徴。
しかも、この描く模様に関しての設定も細かく作者は作っているんですよ。
この細かい設定の数々には、痺れちゃいました。
そんな設定に関しては、巻末のおまけ項目に詳しい載っています。
作品の設定を知り尽くしたいっ!という人には、うってつけのマンガですね。
ちなみに、作品の舞台となる地図もあって、絵的には「イングランド」に近い感じかなーって思いました。
まとめ
もう2017年の「このマンガがすごい!」にランクイン間違い無し。
というか、近々特集されるかもしれません。
あー、早く2巻が読みたいなー読みたいなー。
2巻は夏って予告があるので、多分7〜9月くらいになりそうです。
気長に私と一緒に待ちましょう(笑)
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