「ウォーキンバタフライ」のネタバレと最終回まで読んだ感想です。
デカイし不器用だけど、一生懸命に生きる女性の物語です。
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「ウォーキンバタフライ」のネタバレ
主人公のミチコは身長180cmが大のコンプレックス。
小さい頃から大きくて、意中のセンパイに告白したことがありましたが、身長のせいでフラレることに。
さらに、さらにこれが原因でグレて高校を中退。
以降は、バイトやバイクを乗ることに明け暮れていました。
ある日、新しいバイト先であるピザ屋の配達で、配達先を探していたところモデルのファッションショーに紛れ込むことに。
何を言っても聞いてくれない周りの状況から、仕方なくメイクまで施されてしまいます。
スタイリストの1人に火を炊きつけられ、ファッションショーに強引に出ました。
しかし、そこで待ち受けていたのは・・・。
タダのデカイ女、何アイツ・・・デケェだけ、というような視線。
これは、ミチコが無意識に他人から向けられていると思っているだけなのですが、ミチコにとっては辛い視線でした。
その場から逃げ出したミチコは、一夜明けボロボロになった服とともに、自分の過去を思い返します。
それと同時に、彼女はある決意をします。
ミチコは自分に対して辛辣な態度を取った男の会社の門を叩いたのでした。
自分の身長を活かしてやる、という思いと共に今までの半端な自分に見切りを付けるために。
ミチコのモデル人生の幕が開けたのでした。
そんなミチコのモデルとは思えないボロボロっぷりから、一端のモデルになるまで。
この過程は、言葉で表すよりは、貴方自身で読んで確かめて貰うのが一番です。
ぜひ、読んでみてください。
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最終回まで読んだ感想について
ミチコに関しては、最初でイライラしてしまうのは仕方ないですね。
女性にとって180cmっていうのはあまりにも大きすぎる。
とはいえ、それを親友たちは笑わなかったんですから、素直に受け取れば良かったのですが・・・。
恋をした相手が悪かった、という感じです。
さて、そんなグレて小汚いミチコが徐々に社会人として更生していく物語でもあります。
夢なんてバイクを乗って、そこら辺を旅するだけで良かった。
そんな女性が、一端のモデルとなって、周りからサポートされて・・・・。
最終的には、人生を全てを使ってもいい夢に向かって走りだす姿が描かれます。
きっかけは、些細な事でした。
そんな些細な事でも、これだけ大きな舞台に上れるんだ。
という、夢を与えてくれるような作品でした。
まとめ
さて、全4巻で終わりますが「え、そこでっ!?」というような終わり方になっています。
ですが、ある意味では夢を追いかける作品らしい終わり方です。
休日のひと時、凹んだ時などに読むと元気が出る作品ですよ。
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