「少年は私に跪く」のネタバレと感想です。
この作者の描く人物は毎回ゆがんでいるな、と思わされます。
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「少年は私に跪く」のネタバレ
- 少年は私に跪く
- 男の悪習
- 食わず嫌いの恋
- 私はその真っ白な少年に憧れた
以上4作品を収録。
それぞれにテーマみたいなものがあり、変態・犯罪・恋・純愛。
このように構成されているため、読み応えとしてはバッチリ。
ただ、1話目はオチが何となく読む途中で分かり、2話目は本当に胸糞悪くなるので注意。
3,4話目の方が一般的には受けやすい構成となっています。
オチとして笑えるのは1話目。
よくありがちな話ですけれども、そこに行く過程は見ものです。
2話目は、大人に恋した少女が汚い大人によって堕ちるところまで堕ちる話です。
ガッツリと描写されるようなシーンこそ無いものの、そういうシーンがOKだとしたら成年向けになる話でした。
3話目は、描こうと思えば描けるじゃん!
作者の今までの漫画からは想像出来ませんでした。
やればできるんだな、と思わせてくれる作品です。
悲しい話であれば4話目が一番。
儚い感じは元々感じる作者ですが、上手く設定にも活かしています。
それぞれの話の詳しい詳細や結末は、あなた自身で読んで確かめてみてください。
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読んだ感想
不意打ちを食らったな、という感じでした。
ネタバレでも書きましたが、描こうと思えば描けるじゃん、と。
この作者の人のは、どちらかというと黒い面ばっかりがクローズアップされています。
たまには、3,4話目くらいの白い面を連載してみてもいいのではないだろうか。
そんな風に思わせてくれましたね。
というか、やってください。
きっと良い反応をもらえると思いますので。
もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが・・・。
読後感に関しては、2話目が無ければよかったかなー、という印象。
2話目は、作者の持ち味が活かされていますが、如何せん胸糞悪いので、個人的には1回読んだきりで十分だと思いましたね。
まとめ
1巻4話収録なので、読むのに時間を取られることはありません。
通勤・通学、外に出た時の移動や休息する際にカフェ店で読む、とか。
様々な形で目を通せると思いますので、読んでみてください。
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